有難いことなのですが・・・年末年始～GWまでは、通常の業務に加えて、新しいホームページの作成に追われ、多忙すぎてブログを書く時間も無いくらい追い込まれました。
新しいホームページは、これまでのお着物の各種加工に加えて、ECサイトも増設して7月には公開予定でございます・・・Please wait！
今も追い込まれ中ですが、ぼちぼち書いてまいります。
シボのないさらりとした丹後ちりめん生地です。
じっくりと深い紫墨地に染められた上に、松葉が摺り箔で表現され、明度の違う金彩で立体性を感じさせる仕上がりになっています。
描かれているのは、吉祥文様の代表格である松竹梅文様ですが、特に「松」は古来より、松には神が宿るとされ、不老や繁栄の象徴とされてきました。
古典的なモチーフでありながらも、洗練された現代性を感じさせる絶妙なセンスで、すっきりとした抜け感のあるシャープな空間性が演出されています。
口物の長襦袢は一見しますと洋風な柄に見えますが、「七宝（しっぽう）」の「丸」と「重なり」の部分を、それぞれ独立させた絵柄です。
見方によっては「花柄」にも見える面白い絵柄です・・・薄グレーと白のコントラストがいいですね。
