愛知県名古屋市 T.H 様 無双コート/お仕立て

150825070924

表裏を同じ生地で作ることを無双といいます。
二重紗、無双、紗合わせと呼んだり、「紗袷」と表記するのを見ますが、どれも間違いではありません。
仕立ての歴史は割と浅く、美しいキモノの夏号の一節を引用しますと・・・「大正時代にごく限られた方が着ていた無双の着物を、戦後、東をどりで新橋の芸者衆が一斉に着たのをきっかけに、一般に広まった」といわれています。
私の師匠も大正時代の職人でしたが、大正時代は男物の東(あずま)コートや留袖の比翼(ひよく)が考案されたりとかで、ある意味、和裁技術の絶頂期と言っても過言ではありませんね~

【 お客様の声 】
色々お手数をおかけいたしました。 無事指定どおりに到着しております。 
とても難しいコートを丁寧に縫製をしていただいて本当にありがとうございます。
しつけ糸をはずして、袖を通す日が今から楽しみです。
また利用させて頂きたいと思いますので、その際はまた宜しくお願いいたしますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です