大阪市住吉区 H.T 様 男物小千谷縮、麻長襦袢/お仕立て

2013071801

2013071802

今年のGWの最中、5/3(金)にあるお客様から、或るお問い合せをいただきました。
内容は、「後日お仕立てをお願いしようと考えておるのですが、自分に合うサイズがまだ分かっておらず、直接伺いまして、採寸他、相談させていただくことは可能でしょうか?」というメールでした。
2013071803
何週間か経った頃に、数点の反物を持ってお見えになられました。
「まずは、小千谷着物と麻の長襦袢からお願いしたい」との事でした。

2013071804

まずは、お客様が普段着にされておられる海外縫製の男物着物をお召しになっていただき、それを基準にして適切な寸法を割り出していきました。
今回は、裄は1尺9寸に・・・というご注文でしたので、いつもとは少し違う縫い方をご提案させていただきました。
2013071805

身巾は後ろ巾が8寸、前巾が6寸5分ですので、身揚げから肩巾までの傾斜が2寸強となり、かなりきつい傾めになって縫込みがツレる可能性があるため、脇の一部の縫込みを外して縫うという手法を使いました。
(この手法は単衣仕立てだけに使える縫い方で、袷仕立てには使えません。)
長襦袢の半衿は、お客様ご自身でお付けになられるという事でしたので、付けずに納めさせていただきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です