香川県高松市 A.O 様 付下単衣/お仕立て 濃鼠色に、白抜きの蜻蛉(とんぼ)柄の絽付下げです。蜻蛉は古くは、「あきづ」と呼ばれ、古くから身近な昆虫でした・・・印伝の定番柄ですね。 武士の間では勝虫(かつむし)、勝軍虫とも言い、縁起がよい文様として尊ばれました。蜻蛉(とんぼ)柄の多くは、ススキなどの他の草木と共に用いられ、季節の先取りとして夏の着物や帯に使われます。 今回はお客様のご要望で、単衣のヒップ部分の補強や透かし止めに 「いしき当て」 をお付けしました。