江戸好みの粋な浴衣

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粋と伝統をつたえて創業142年、「梨園染/Rienzome」で知られる戸田商店さんの浴衣です。

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梨園とは、その昔、音楽や演劇好きの中国の皇帝が建てた宮廷音楽家養成所の名前で、その場所に梨の樹が沢山あったことに由来します。
その後、音楽や演劇そのものが「梨園」と呼ばれ、日本ではその言葉が伝わった頃に歌舞伎が確立されたため、「歌舞伎の世界」=「梨園」となったそうです。
因みに、歌舞伎俳優の元に嫁いだ女性のことを「梨園の妻」と言うそうです。

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白地にチャコールグレーの簡単な幾何学模様の連続ですが、遠目に見ると江戸小紋のように見えます。

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