あるお客様から、「手に入れた小千谷縮を、7月に行われるイベントまでに何とか仕立てて欲しいのですが・・・」というご依頼がございました。
これは何んとかしなければ・・・という思いでお仕立てをさせていただきました。
小千谷縮は、7月・8月の盛夏に涼しく着られる、上質だけど、気軽に着られる夏のお着物です。
独得のシボがあり、さらりとべとつかず、シャリ感のある着心地のよさが魅力。ほんのり透けて見た目も涼しげです。
新潟県小千谷・吉新織物謹製の小千谷縮や上布は、大きな特徴のひとつに、蒟蒻糊 (こんにゃくのり) による1本糊つけ加工があります。
この加工により、麻の張りの中にもやわらかさ、しなやかさを持った独特のシャリ感が生まれるそうです。
この加工により、麻の張りの中にもやわらかさ、しなやかさを持った独特のシャリ感が生まれるそうです。