引き振袖のお仕立て in Summer Vol.2

他のお仕立てやお直しの作業の合間をぬって、少しづつ作業を進めてきました引き振袖のお仕立ても、いよいよ後半です・・・裾を縫って裾綿を入れていきます。
白い矢印部分が「褄=つま」と呼ばれる先端の部分です。

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裏側から見ると、このような感じになっています。
専門的になりますが、表地よりも大きな裏地=八掛を「いせ込み」ながら縫うことにより、褄先から裾全体にかけて膨らんだような丸味になります。

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イラストで説明すると、このような感じになります。

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次に、一日がかりで撚った裾綿を入れていきます。

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今回の裾綿は1寸(約3.8cm)です・・・ムラにならないように太さを確かめながら、とじていきます。

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このように均一なな感じに仕上げてきます。

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