東京都足立区 N.B 様 名古屋帯から文化帯へ

「いただきました名古屋帯ですが、少し傷みもあり、傷みが隠れるように作れたら、嬉しいです」 というご依頼をいただきました。

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お送りいただきました名古屋帯を拝見しましたところ、かなりの痛みや擦り切れがありましたので、まずは帯芯を抜いて、帯のサイドをカットして、表と裏を縫い直しました。

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今回は切るタイプの文化帯になりました。
文化帯は、あらかじめ、着用される方の身長や胴回り、お好みの大きさや形などをお聞きしてお仕立てします・・・切るタイプにはこのような差し込み用のステーが付きます。

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仕立て替えを担当しましたスタッフの帯職人さんのお話しでは、表地のコンディションや帯芯の変色具合などからして、この帯は恐らく100年近く経ったモノだということでした。

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文化帯はかさ張るため保管が大変ですが、当店では専用箱にお入れして納めさせていただきます。

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