市松柄の反物と八掛を持って、わざわざ、当方の仕事場までお越しになられました。
このような市松柄を見ますと、仕立て屋としては、どうしても気になってしまいます。
このような柄の場合は、配列を気にせずにランダムにするか?、キレイに市松に並べるか?・・・半分だけ規則正しく並べるか?の、いずれか?になります。
今回はキレイに市松に並べることにしました。
一番大事なのは「衿元」です・・・上前も下前も市松になるように裁断いたしました。
もちろん、前身頃は衽も摘まんでお仕立てします・・・ちょっとした訪問着と同じ仕立て方です。
摘み衽の拡大写真です (クリックしたら画像が大きくなります)
【加工料金】
お仕立て代/23,000円
胴裏/8,000円
八掛/お客様支給品