黒の地色をベースに、深緑色とエンジ色の太い工霞(えがすみ)の大胆なラインが印象的です。
工霞とは・・・実際には形の無い霞(かすみ)を文様化したもので、霞取りなどは着物の模様を構成する上でなくてはならないものです。
柄の中心には菊が配されていて、吉祥文様でもある菊は、その丸い形が太陽を思わせることから、花柄の中でも最も位の高い花として用いられています。
見た目も美しくかぐわしい香りがするため、まさに着物にぴったりの花で、長寿の象徴であるほか、無病息災、邪気払い、心身の安定などさまざまな意味をもっています。
【加工料金】
振袖 お仕立て/45,000円
胴裏/10,000円
長襦袢 お仕立て/18,000円