年明けの初釜でお召しになられる訪問着の仕立て替えを承りました。
ピングベージュの綸子地に、大きな「雪輪」と「四季の花」の文様を組み合せた上品で豪華な訪問着でございます。
雪輪文様はその名の通り、雪の結晶の輪郭を曲線でつなぎ、文様化したものです。
そもそも雪は豊作の吉兆であり、めでたいものという意味合いが古くからありました。
文様化されたのは室町時代ぐらいで、その後、桃山時代あたりから雪持ち草木が能装束や小袖に使われるようになったようです。
【加工料金】
訪問着 お仕立て/30,000円
胴裏/ 8,000円