着物に使われる柄は様々ですが、今回の柄は、その芸術性、デザイン性の高さから、古くより着物や帯の文様に使われてきました「源氏香」です。
源氏香は、香道の楽しみ方のひとつで、組香(くみこう)という、何種類かの香りを組み合わせたものの香りを当てる遊びのひとつです・・・源氏物語と直接の関係ありません。
このお着物はシンプルな柄構成ですが、上前と下前の掛衿の柄が合います・・・これが案外、難しいんです。
お客様の繰越寸法は人それぞれです・・・それぞれの繰越に合せて、衿肩明という所にハサミを入れる時が一番、緊張いたします。
【加工料金】
訪問着 お仕立て/30,000円
胴裏/8,000円
訪問着 お仕立て/30,000円
胴裏/8,000円