「息子のお嫁さんに譲りたい着物があるのですが・・・」 というご相談をいただきました。
お着物を拝見しましたところ、縫込みも十分にありましたので、解き洗いをして、お仕立て替えいたしました。
お話しをお聞きしたところ、約50年ほど前の色留袖とか・・・。
コンディションも大変良く、そのような昔のモノとは思えないお着物でした。
淡いお色で品の良さをうかがわせる薄鼠の地色は、切箔の金箔でぼかしが丁寧に施されています。
そして柄行きは、丸みのある愛らしい菊花、そして風情の美しい竹が配された松竹梅が現代風にデザインされております。
松竹梅は「歳寒三友」と呼ばれており、祝儀の文様として欠かせない代表的な意匠です。
【加工料金】
解き洗い/12,000円
お仕立て/55,000円
比翼/18,000円
胴裏/10,000円