4月下旬にお客様からお電話がありました。
詳しくお聞きしましたところ、「長女の婚礼物のお仕立てと、娘に似合う黒留袖と袋帯を探していただけませんか?」というご依頼でございました。
5月のGWをはさんで約1ヵ月の納期でしたが、今回の黒留袖と袋帯の他、多数の婚礼物のお仕立てをさせていただきました。
お仕立て事例に掲載しましたのは、美術染色で知られた京都の名門、千切屋治兵衛の黒留袖と・・・小森の帯で有名な西陣の名門、小森織物の袋帯でございます。
黒留袖は。和歌や俳句、絵を描く色紙をモチーフとした色紙文(しきしもん)という柄で、流れるような構図の色紙に、おめでたい吉祥文様が多数描かれています。
袋帯は、留袖と訪問着の両方にお使いになれる重宝なタイプです。
また、7月のご結婚式でご親族の方々の着付けとメアメイクも当店で承りました。