厚地の大判シルクスカーフで仕立て替えた「ブランド名古屋帯」です。
今回は、趣きの違う二枚のエルメス(Hermès)のシルクスカーフを使いました。
鯨やイルカ、海ガメや貝殻などの海の生き物がたくさん描かれたデザインの 「La Vie Precieuse de la Mediterranee」 と、大空に舞う凧、蝉、鯉、寿の文字が描かれた独特な和風デザイン 「SOIES VOLANTES」 の組合せです。
「寿」の文字は、フツーに裁断すると逆向きになるのですが、お太鼓の中心になるよう・・・文字が正面になるようにスカーフを裁断いたしました。
お太鼓から、タレ先がのぞいたところです・・・「寿」 の文字はこのようになります。
手先の部分の柄もリバーシブルになっています。
足し布は表裏それぞれの地色に合わせました。
生地屋さんのお話しでは、最近は写真 (右) のようなチェックがお洒落柄で流行っているそうです。