吉祥文様(きっしょうもんよう)を生かした斬新で大柄なデザインの振袖です・・・お直しするには、ちょっと勿体ないほどの振袖ですが、今回は袖丈直しを承りました。
いわゆる、本振袖といわれるものにしか付かない「振り布」が付いておりました。
振袖といえば、ミスの第一礼装です・・・昔は、本振袖には五つ紋を入れたものです。
そこまでしない略礼装としての中振袖というものがありました。
今はその区別もなく全て振袖ですが、本振袖は結婚式の披露宴で打掛からのお色直しで着れるくらい立派なものなのです。
縁起が良いとされる吉祥文様(きっしょうもんよう)以外に、福徳を招く文様として喜ばれ、祝儀のきものや帯などによく用いられる宝尽くし(たからづくし)が見受けられます・・・松竹梅の中に散りばめられていますので、よ~くご覧ください。