松竹梅の由来は、中国の文人画で好まれる画題のひとつである「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」と言われています。
しかし、日本では、厳寒にもその緑を失わない「松」、しなやかに伸びる「竹」、そして百花にさきがけて花咲き薫る「梅」として、おめでたいモノの象徴のように捉えられていますが、本来の、中国のそれとは大きく異なっているようです・・・不思議ですね~
今回は、そんな松竹梅をモチーフにした紫色に紅絹(もみ)の胴裏が付いた、ちょっとレトロな感じの振袖を「訪問着風にお直ししてください~」というご依頼でした。