花倉織の着物式道中着/仕立て替え

衿まわりが着物のような形になっている「着物式道中着」です。
道中着の名称の由来は、「道中、お気をつけて」 と言うように、旅で羽織る 「旅装束(たびしょうぞく)」 だそうです。

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かつて王族や貴族のみが着用を許されていたという、沖縄の首里や与那国の「花倉織」です。

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花倉織は何と言っても、経糸、緯糸を市松状もしくは菱形状に配した複雑な組織の織物で、その重なり合う美しさと立体感が特長です。

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下前の紐の長さを、約3尺8寸(1m50cm)の長さにしました。
直接、上前の紐と結ぶのではなく、背中を通って、下前の脇の穴から紐を出してから上前の紐と結びます。
そうする事により、スッキリと美しく着ることができます。

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可愛い桔梗の花をモチーフにした紐飾りにしてみました。

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