成人式で女性がお召しになる衣装といえば・・・もちろん、「振袖」でございます。
どんなデザインにしようか、目移りしてしまう方も多いのではないでしょうか。
華やかなデザインが魅力的な振袖ですが、柄や模様には、それぞれ独自の意味があります。
縁起が良く、福を呼ぶ 「宝尽し」や、めでたさ・吉兆をあらわす「松竹梅」などがあります。
これらを総称して、「吉祥文様」といい、古来よりお祝いの席で好まれる縁起の良い模様とされています。
今回のお着物は、若さ映える真っ白と茜色の可愛いコントラストの振袖でございます。
茜色の流水文を絞りで表現して、松竹梅の吉祥文様がとても鮮やかです。
流水文の流水は「小川」を表しています。
水を意匠化した文様は古くからあり、流水文はその中でも最も古い文様の一つと言われています。
文様にはメインとサブがあり、流水文はサブ的な存在の文様で、図案の隙間を埋める役割をしています・・・固有の形を持たない水であるがゆえに全体に動きがある文様になります。
【加工料金】
振袖 お仕立て/50,000円
胴裏/10,000円