山岡古都の天目織を欲しいというお客様に反物をお世話させていただきました。
今回のお仕立ては、身巾がせまく、裄の長い(=肩巾の広い)お客様でしたので、当店の「スリム仕立て」をさせていただきました。
「スリム仕立て」・・・身巾は細いままで肩巾のみを広くするので、帯の上あたりがダブつきにくくなります。
天目織 (てんもくおり)は、独特な風合いの「織り」と、自然の色がやさしい本草木「染め」のコラボレーションによる希少な一枚です。
天目織には色々な色柄がございますが、当店では1回のご注文で6枚のオーダーをいただいた場合、お好きな色柄をご用意することが出来ます・・・もし良ければ、当店までお問合せください。
染人(そめびと)と称されるにふさわしい山岡古都は、昭和26年に染色の道を歩み始めて半世紀近く、染色家として、話題作を次々と世に問い続けると共に、 草木染や古代染の研究家としても、常に染織界をリードしてきた作家さんです。
その独特の世界を仕立てていますと、洋裁をしているかのような錯覚に陥ります・・・生地の厚みや凸凹感は、他に類を見ない感触でございます。
その独特の世界を仕立てていますと、洋裁をしているかのような錯覚に陥ります・・・生地の厚みや凸凹感は、他に類を見ない感触でございます。